今大会は総エントリー数68名(ダブルエントリー含む)というフリスタの大会史上初の大会となった。
2日間の日程は風にも恵まれて、予定された全クラスのヒートがすべて消化。特にクラシッククラスは2ラウンド、プロクラスもルーザースまで消化という、こちらも初物尽くしとなった。
全クラスにおいて選手のレベルアップが見られ、日本のフリースタイルが急激に進歩しているのを感じさせてくれた今大会は個人的にも感慨深いものとなっている。
クラシッククラスでは、見たこともないキレのいいコンビネーション技でギャラリーを魅了した吉村選手(佐賀)が総合優勝を果たした。吉村と総合優勝を争った、バリからの刺客アグース選手も、その明るいキャラクターで多くの声援を獲得していた。
若手選手やレディース、ベテランが混在して争われるこのクラスへのエントリー者が多いことは、フリースタイルの競技としての潜在能力の高さを示している。
オープンクラスはA・B両クラスともに昨年からは格段のレベルアップが見られた。
オープンAではもはやアマチュアの枠に収まらないほどの選手も数名見受けられ、来年度のプロクラスへの転向が期待される。
メンズに混じったレディースクラスの活躍も見逃せないところで、鎌倉の菅選手はクリーンなグラビーやフォワードをメイクしてジャッジを驚かせてくれた。
プロクラスは予想通りの激戦となり、もはや一つの大技のみで勝てるヒートはなくなってしまった。選手はヒートの流れや組み立てを意識し、ゲームメイクにそれぞれの個性を加味した戦い方が多いのが印象的だった。この激戦のウイナーズを勝ち上がったのが、プロクラス最若手のHIRO。とてもYOUNG GUNSとは思えない落ち着いたヒートをこなしての優勝となった。ルーザースでは怒涛の追い上げを見せた矢作川の佐藤選手だが、優勝候補筆頭の長嶺選手に敗れて3位となった。
ルーザースファイナルでは接戦を制し、長嶺がHIROに土をつけたが、その後行われたグランドファイナルで再びHIROが長嶺を降しトリックントライ’08の勝者になった。
オーシャンサプライさんの協賛によりAAAとなってパワーアップしたこの大会は、地元・洪庵荘さんとそのスタッフの方たちに助けられてここまで続けられている。
選手を代表して、スポンサー&地元の方、そしてギャラリー&応援団の皆さんには感謝の気持ちをこの場をお借りしてお伝えしたい。
本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。 |